痛風発作

ACS(急性冠症候群)   

① 心筋梗塞には心電図でSTが上昇するものとしないものがある。(STEMIとNSTEMI)

     ST上昇(1mm以上)は冠動脈の完全閉塞を意味し、Q波は梗塞の完成を意味する。
  心筋壊死は早ければ20分で始まり、心筋梗塞が完成すればQ波が出現する。

② STが上昇しないACS(急性冠症候群)にはAMI(急性心筋梗塞)=NSTEMIとUA
  (不安狭心症)がありその鑑別は心筋トロポニンの上昇の有無で行う。
  ST低下またはT波逆転は冠動脈の不完全閉塞による虚血の存在を意味する。

③ 冠動脈の内腔が完全閉塞すれば急性心筋梗塞が発症し、不完全閉塞にとどまれば
  不安定狭心症となり、また一時的に完全閉塞していた冠動脈が早期に開通すれば、
  NSTEMIや非Q波心筋梗塞になると考えられる。


NSTEMI(非ST上昇型心筋梗塞症)   


  ①病態 少なくとも4つの病態が考えられる。

 

  ②症状 特に大切なのは重症感で、冷汗、吐き気などの血圧低下症状がある。

 

  ③心電図 1.回旋枝-後壁梗塞
         2.Q、ST上昇の無い三枝病変
         3.自然再開通例
         に注意。

 

  ④心エコー 心電図診断を補完する。

 

  ⑤トロポニン 1.トロポニンTの陰性の場合、ACSを95%否定できる。
           2.AMIの場合、トロポニンTの陽性適中率は88%であるが、
            発症6時間以内はまだ上昇していないことがある。
           3.トロポニンTが1000pg/㎖を超えている場合は、AMI、心筋炎、
            たこつぼ症候群などを考える。